もうダメだが

平凡な弱者

底めし

ゆで卵丼

いま1食あたり80円以内(米代込み)かつ調理時間5分以内というのにこだわっており、要するに金がない上に怠惰なのです。今のところ成立している献立は2種あり、うちひとつがゆで卵丼なるものです。

献立とは言いますが、白飯の上にゆで卵を割りほぐし、何らかの味付けをほどこしてぐしゃぐしゃやるだけです。四捨五入したら料理ではないほどの雑さ加減が好きで、できれば今後ずっと食事にかかる負荷はこのくらいで抑えたいと思っています。

ここしばらくは、鰹ダシ + 醤油 + 浅漬けの素 + マヨネーズを各少量にチーズ + 海苔をトッピング、という組み合わせが続いていました。これはそれなりに旨くて気に入っていましたが、もともと余り物だった調味料や食材への依存度が強くもありました。それらは先ほど枯渇しました。できれば買い足しをせず、同程度の旨さの味付けを発明したいところです。

現在の余り物で有力そうなのは鶏ガラスープの素とケチャップです。なんとなくオムライスが想起され、ここにあとバター的な役割を果たす乳製品系統の半固形物を加えればそんなような味になる気がしました。はじめはバターそのものでいいかなと思って買いに行きましたが、こういう差し迫った経済状況下だと腹持ちの面でコストパフォーマンスが悪い気がして高く見え、買えませんでした。するとチーズかなとも思いましたが、シュレッドという似たようなやつのが少し安かったのでそっちにしました。

結論から言うとシュレッドが失敗でした。味は安いチーズをさらに安っぽくした感じで、食えないほどではないんですが、香りがちょっとなんというか偽物って感じの萎えるやつで、これによって全体に微妙さが生まれます。

そこを差し引いてチーズを使ったとして考えても、先に挙げたダシ醤油バージョンほどのイケる感はありませんでした。不味いというほどでもないんですが、改善の余地をいまいち見出だせません。これにこだわるくらいなら、おとなしくバターを買い、雑にオムレツとケチャップライスを作って和えて食べる方がオムライス欲求は満たされると思いました。

思いましたが、シュレッドはたくさん残っている。その事実に向き合っていかなければならない。